こんにちはメイです。
やって参りました!
第9回 酩の酩酊映画REVIEW!!
相変わらずの近況報告から‼うーん、特にないですかね….お仕事の出来事でしたら、きょんさんのお誕生日があったことと、ハロウィンで仮装をしたことです。いつもなら新生活での出来事を書いていましたが特に思いつきません。それほど生活が安定してきたということなのでしょうか?

ちなみに呪術廻戦の「宿儺」のコスプレをしました。きょんさんが過去に同一作品のキャラクターである「羂索」のコスプレをされていたのでそこに合わさせて頂きました!キャラクターのコスプレは、初めてやった気がします。何だか外見が変わると中身まで変わるような…本当に宿儺に受肉されたような…何だか不思議な気持ちです。
今回はそんな「外見」と「中身」をテーマにした作品のレビューさせて頂きたいと思います。
ということで第9回 酩の酩酊映画REVIEWに選ばれた作品は…
「ノートルダムの鐘」

1996年公開、ディズニーによるアニメーション映画です。
あらすじ
15世紀末のパリ。街の中心に建つノートルダム大聖堂の鐘楼に、カジモドという名の鐘つき男が住んでいた。心優しい彼は、醜い容貌を理由に塔に閉じ込められており、3体の石像を友として育つ。年に1度の祭りの日、彼は外界で浮かれ騒ぐ人々を見るうちに憧れが膨らみ、ついに鐘楼を抜け出す。(引用元:Google)
まず、この作品の鑑賞に至った経緯をお話しさせてください!私は仲の良い友人二人と映画鑑賞会をすることがあるのですが、その際に見た作品です。映画を選ぶ際にちょっとしたルーレットをしまして、ディズニー+内にある映画で「一番見たいもの」「一番見たくないもの」を各々、一つずつ選択し、計6つの中からルーレットでランダムに選出された映画を見るというものでした。
それが本作「ノートルダムの鐘」でした。ちなみに友人の「見たくない映画」として選出された作品でして、確かにサムネイルを見ても華がなく、主人公らしきキャラクターも不気味で、三人とも罰ゲーム感覚で鑑賞へと至りました。
しかしながら…この映画の「中身」は我々の予想に反するものだったのです。
最高な音楽とミュージカル

大して興味もなく見始めた三人でしたが、まさかのオープニングから度肝を抜かれることになります。吹雪の中展開される緊張感のあるミュージカルパートそして壮大な音楽と歌声と共に主人公であるカジモドが数多の鐘を鳴らしタイトルが現れます。ここが本当にあまりにも素晴らしいシーンなのです。
「まさかの傑作?!」と私が言うと友人たちも同意していました。まだアバンタイトルの時点で傑作を予見させてしまうほど気分を高揚させられ、乗り気でなかった私たちにはすでにこの作品に夢中になりました。
やはりこの作品一番の魅力は音楽でしょう!
脚本は正直言うと平坦なものではありますが音楽によって物語に強弱や抑揚が与えられ、秀逸の作画と構図さえも音楽の力によって何倍にも壮大で大迫力なものに仕立て上げてくれています。音楽という素材が映画に影響を及ぼす力を再確認させてれるような作品です。
魅力的で正直なキャラクター達

彼は醜い外見のせいで鐘楼に閉じ込められていて、外に出るのを夢見てました。ありがちなのですが見た目に反し、心優しく勇気のあるキャラクターです。また、「上げて落とす」というもっとも感情移入に効果的なシークエンスがあります。カジモドは念願の外出を果たすと上記の画像のように突然祭り上げられます。初めて出てきた外の世界に歓迎される気分で応えるのですが、なんと不細工コンテスト的なのもの(なんじゃそりゃ)に瞬間的に優勝しただけで、後にトマトを投げつけられ笑われてしまいます。キャラクターに感情移入させるには、「劣等感」や「怒り」、「悲しさ」らが効果覿面なのですが、まず最高な状態にさせてからどん底に落とすという。なかなかカジモドにとって辛い脚本構成です。ですが、この時点で我々、観客をカジモドの味方にしてしまい彼の今後の幸運を願ってしまうようになるのです。

見てください!この当時のアニメーターの性欲パワーを注ぎ込んだであろう身体の描写を…!子供向けアニメーションにしてはさすがにやりすぎです。これまたありがちなのですがエスメラルダは、外見も良く、さらに中身もいいキャラクターです。移民であり差別される対象であるためか、カジモド相手にも差別なく接し、勇敢なキャラクターです。我々は先ほどのシークエンスで、カジモドに感情移入しているせいか優しく接してくれる彼女に対してまるで初恋気分のようなドキドキした気持ちなります。この子に用意された展開も良いのです。フィーバスという胡散臭いイケメン?が出てくるのですが中盤でエスメラルダとフィーバスはキスをして結ばれてしまいます。いくらカジモドを平等に見ようともイケメンと結ばれるこの展開は、カジモドという役柄に忖度や差別をせず、キャラクター性とリアリティを尊重する姿勢がうかがえます。
ルッキズムについて

この作品のテーマは間違いなく「ルッキズム」的なものでしょう。
「醜い存在」への差別描写などが子供向けの作品とは思えないほどに陰鬱かつ過激でリアルに描かれています。また「醜い存在側」の心理描写もしっかり描かれており諦めや自分を卑下してしまうような辛い心内もしっかり描かれています。
人々は基本他人の中身に無関心なのです。外見と中身の美しさは比例しないというのは、もはや当たり前で、人は他人の中身を見ることには無関心なのです(自分に害のない限り)。これは文化等でも同じことが言えますが、だから差別や偏見が生まれてしまうのでしょう。ですがある程度、外見が良かったり魅力的だったりいると内側への興味をもたらすのです。
さて…自分はそんなことないと思っているそこのあなた。実はどこかで内側を見ようとする努力を怠り素晴らしいものを見落としてるのかもしれません。私もそうでした。
なぜなら!本作を「面白くなさそう」と決めつけ視聴に至ったからです!なんと!そもそも我々はこの作品を見た目だけで毛嫌いし中身を見たくなかったわけです。これじゃ作中でカジモドにトマトを投げつけ笑っていた最低なパリ市民とあまり変わらないじゃないですか!
以降我々は、鑑賞会では見たくない映画も見てみたら面白いかもしれないという期待を持たせてくれました。ノートルダムの鐘の次に、鑑賞したのが「見たくない映画として」ピックアップされた「ピーターパンの実写映画」だったんですがこれは中身も本当に最悪でした。まぁ以外と世間、そんなものなのかもしれません。
ではでは、第9回 酩の酩酊映画REVIEW「ノートルダムの鐘」いかがだったでしょうか?需要があるか分かりませんが、毎度月末に投稿予定です!
映画好きな方!ぜひぜひお店で酩とお話ししましょう!おすすめの映画がございましたらレビューしたいので、教えて頂けると嬉しいです。


