酩の酩酊映画REVIEW 第6回「デッドプール&ウルヴァリン」(ネタバレ注意)

メイのブログ
酩(メイ)
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こんにちはメイです。

やって参りました!
第6回 酩の酩酊映画REVIEW!!

メイも引っ越してから、一ヶ月が経過し一人暮らしにもかなり慣れてきました!どこのスーパーが安すくて何時までやってるだとか…光熱水費はいつ支払うだとか…段々と分かってきたことが多いです。一番、予想外だったのは食費の高さですね!一日千円、一ヶ月で3万円で済ませようと引越し前は考えていたのですが、なかなか難しいです。上手く節約して、はやく脱毛にコスメ、可愛い服を買えるようになりたいです!

ということで第6回 酩の酩酊映画REVIEWに選ばれた作品は…
「デッドプール&ウルヴァリン」


今年の7月24日公開、アメリカのスーパーヒーロー映画にしてデッドプールシリーズ三作目の作品です。最近、アメコミやスターウォーズなどと趣味が偏ってしまっていて申し訳ないです笑

今まで、過去の映画ばかりレビューしてきたので間近に公開されたものをレビューするのは初めてです。なので以下ネタバレ注意!

まずは、デッドプールがどういったヒーローかを説明しなくてはいけません。本名、ウェイド・ウィルソンの彼はガンの治療を条件に人体実験に参加、驚異的な治癒能力を手に入れるも、顔がただれ醜い顔になってしまいます。その後、彼は赤いコスチュームを纏い「デッドプール」として活躍していきます。
彼の面白い所は最高に下品で残酷でメタ的なところです。
不適切で下ネタまみれの発言をしまくり、悪党を容赦なく殺して行きます。また、彼には第四の壁を突破する能力があり、観客に対してよく語りかけてくるのです。非常にメタ的なキャラで現実世界の企業や人々をディスった発言もしたりします。

そんなフザけたキャラクター、デッドプールなのですが「デッドプール」「デッドプール2」を見ると彼は心にトラウマや闇をしっかりと抱えており、人との関わりを拒んだり、深く落ち込み自暴自棄になったりと、凄く人間味のあるキャラクターなのです。

今作デッドプール&ウルヴァリンはタイトル通り、デッドプールとウルヴァリンが主人公です。
ウルヴァリン!私が一番大好きな俳優ヒュー・ジャックマン様が演じていて、それを拝めただけでも満足でした。

最高にカッコよく、男臭くて、肉体美も55歳とは思えないほど素敵で最高でした🥰

ではでは、気になるあらすじは…

デッドプールとウルヴァリンが世界を救うため活躍していく。

え?たったこれだけ?と思いましたよね。
ここがこの映画の問題点でありマイナス点!

この映画を完全に理解するためには過去のマーベル作品をいくつも見る必要があるのです。そこで出てくる設定や概念が多過ぎて、あらすじが用語の説明で埋まってしまいます。マーベル映画には予習がつきものなのですが、今作は比じゃないくらいの予習が必要です。私は映画はシリーズ物であっても初見の人が見ても楽しめるべきものだと思っています。しかし、今作は予習が無いとまったく理解できないので、楽しめない可能性があるのです。

そしてもうひとつの問題点!

脚本が展開やサプライズを優先してしまっているという点です。

ストーリーラインの素材は凄く良いものなのですが、こうゆうシーンを撮りたい、サプライズとして過去のマーベル作品のキャラクターを登場させまくりたい!などと、脚本上どう考えても必要じゃない展開やキャラクターの登場まみれなのです。この映画、特にサプライズと原作の小ネタがとんでもないほどに仕込んであり、過去のマーベル映画の主演の方々がそのまんまのキャラを演じて再登場してるのです。

それはファンとしては嬉しいし興奮するのですが脚本上、凄く進行を悪くしてしまっています。

脚本の鉄則は、「キャラクター自身が動く物語」でなくてはいけません。そこに制作陣の思惑が見えてしまっては、リアリティがなく感情移入もできない脚本になってしまうのです。

しかし、ながら前作二作同様に、主人公であるデッドプールとウルヴァリンの心情描写は非常に丁寧に描かれており、ちゃんとした人間ドラマが描かれていました。

特にウルヴァリンは、自身の世界を救えなかった落ちこぼれのヒーローとして葛藤し、ヒュー様の名演技も相まって非常に魅力的な人間ドラマに仕立て上げられていました。

いつもと違って辛口めなレビューですが、この映画…

とっっても大好きな映画でした。

問題点が多いのですが、すごく愛に溢れた映画なのです。なぜなのか説明する前に、背景の事情を説明する必要があります。

大昔、マーベルは経営難のため、コミックの実写化の権利を様々な会社に売却しました。XMENやファンタスティックフォー関連などは20世紀FOXへ…スパイダーマン関連はソニーへ…などと、自身の権利を手放してしまいました。近年、マーベルはディズニーの傘下となり、2019年、ディズニーは20世紀FOXを買収。XMEN等の権利は再びマーベルのもとに戻りました。本作品は、買収後初めてマーベルが製作したXMEN関連のキャラクターの映画作品です。買収前、20世紀FOXによってデッドプールは二作品まで製作されていましたが、非常に人気だったためそのまま現在のマーベルシリーズに参戦という形で、本作が製作されたのです。

本作、サプライズ登場が多いと記入しましたが、そのほぼ全てが20世紀FOXや過去に作られたマーベル映画のキャラクター達です。

彼らは、虚無と呼ばれる時代の流れに不必要な物や人が送られるゴミ箱のような世界に登場します。打ち切りまたは、忘れ去られてしまう、様々な映画作品のキャラクター達がデッドプールに協力、または敵対し、最後の活躍を見せるのです。そういう面では最高なサプライズ登場とも言えます。

虚無の世界において、彼らは本作の最後で、とあるキャラクターが「過去があるから未来がある」というセリフを言うのですが、まさに今までの20世紀FOXらの作品達に対しての最大の敬意と感謝であると思われます。買収したマーベルは自身のマーベルシネマティックユニバースシリーズ内で新たなXMENやファンタスティックフォーなどを作ると予定していますが、しっかりと以前の作品達にお別れできるのような作品を作ってくれたのです。

なんとも愛に溢れた暖かい作品です。

「デッドプール&ウルヴァリン」は20世紀FOXが残した過去作たちに対しての鎮魂歌のような映画であると言えるでしょう。

エンドロールでは20世紀FOXが今まで製作したマーベル映画のメイキング映像らが流れ、泣いてしまいそうになりました😢

監督やキャスト、製作陣の過去作品に対する愛と敬意をメタ的なデッドプールの作品だからこそできる最高の表現方法だと思います。

20世紀FOXよ。安らかに

ではでは、第6回 酩の酩酊映画REVIEW「デッドプール&ウルヴァリン」いかがだったでしょうか?需要があるか分かりませんが、毎度月末に投稿予定です!

酩(メイ)
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映画好きな方!ぜひぜひお店で酩とお話ししましょう!おすすめの映画がございましたらレビューしたいので、教えて頂けると嬉しいです。