2024年良かったもの総まとめ。本、映画、アニメ。

きょんのブログ

きょんです。2024年ももうすぐ終わりますね

皆様ご存じと思いますが、

今年の漢字は

「金」

カネ?

金無いっす。

でも、その字にふさわしく、今年は金をめぐるさまざまな出来事があった。政治家の裏金問題とか。誰か私にも裏金を回してください。

まあそれはいいとして今日のブログでは、私なりに2024年を振り返って良かったものを並べてみようと思います。

お金も大事だけど、お金がすべてじゃない。

世の中は面白いことが、もっとあふれている。本も映画もアニメも、ますます面白くなってきた。こんな時代に楽しまないなんて、もったいない。

2024年、面白かったものを紹介するよ

今年一番面白かった本。

これ、最高によかった。

教養としての東洋哲学「自分とかないから」

今年の4月に出た本だ。現在ベストセラー。

東大卒業したけど、仕事が全然できずニートになってしまった作者が、自分探しの果てにたどり着いた答え。それは東洋哲学にあった。

人生の苦しみの根本的な原因

それは

「自分」

うひゃあ

ブッダは修行のために29歳で家を飛び出した。家柄がよかったのに全部捨ててホームレスになってしまった。自分探しの旅が始まる。

ブッダは6年間修業し、断食で死にかけたところをスジャータという娘に救われる。スジャータが差し出したおかゆを食い、そして悟った。

「無我」

「自分なんかない」

ないものを探すから苦しいという。

そもそも自分とは何か?

自分の体はすべて、自分以外のもので構成されている。言い換えれば、自分はこの世界の自分以外のものとすべてつながっている。

だから自分なんてないも同然。

例えば、私なんかはペヤングばかり食べてるので、私の体はペヤングでできている

つまり

きょん=ペヤング

ペヤングもまた、この宇宙の物質を原料として作られている。

つまり

ペヤング=宇宙

と、いうことは

きょん=宇宙

これが無我である。

私はこの宇宙とつながっている。

というか宇宙そのものである。

極端すぎる? 考え方を変えよう。

富士山の裾野はどこか? 明確な境目はあるだろうか?

富士山がある場所と私の家は陸続きだ。つまり、きょんの家も富士山の裾野の一部

すべてはつながっている。海を隔てても、海底は陸続きであり、やっぱりつながっている。

ニートと言ってもさすがは東大卒。膨大な読書をここまで完結に、わかりやすくまとめられるのはさすが。この本は全編にわたって現代のノリで東洋哲学を面白おかしく書いている。文章がとにかく読みやすい。

あまりに明快なので、ぱっと見は教養書に感じられないが、ほかのどの本よりも内容は濃い。超おすすめ。

読みやすいから電車の中とかで軽く読めるぞ

今年一番面白かった映画

わたしはよく一人で映画館に行く。ポップコーン食いながら大画面で映画を見る時間は超幸せだ。

映画なんか家で見ればいい、という意見も多いけど、家は目移りするものが多すぎる。すぐスマホをいじったり、冷蔵庫開けて食べ物探したりしてしまう。

人間の集中力は年々下がっていて、現在は金魚以下らしい。

映画館はお金を払って集中力というコンテンツを買う場所なのだ。

というわけで、2024年一番良かった映画

役所広司主演 PERFECT DAYS

これはすごい! ただただ素敵だった。人生の見方が変わる!

見たのはちょうど一年くらい前。今年の1月。

公園のトイレ掃除の仕事をしている冴えないおっさんの一日を映す、という映画。毎日同じ時間に起きて、同じ缶コーヒーを買い、同じ居酒屋に行って、同じ時間に帰る。

ただおっさんのルーティンを見てるだけなのに、なぜか面白い。

役所広司が演じる男は、ほとんど自分のことを話さない。なぜ彼がトイレ掃除の仕事をしてるのかも、最後まで語られることはない。このおっさんはただ、同じことを繰り返す毎日を楽しんで生きているだけ。金があるようには見えないんだけど、その毎日がものすごく豊かに見える。

この映画の監督はヴィム・ヴェンダーズっていうドイツ人。日本のトイレに注目したようだ。日本のトイレがあんなに綺麗なのは、誰かが知らないところで掃除しているから。日本人はそれが当たり前すぎて、その背景に目を向けない。外国人ならではの視点で映し出される日本の美しさがわかる映画だった。お正月休みに何か見るならこのPERFECT DAYSがおすすめ。

役所広司の出る映画にハズレはないぜ。

今年一番良かったアニメ

それにしても最近のアニメやドラマの量は異常だ。もはや何を見るかというより、何を見ないかを決めることのほうが重要になってくる。そんなあふれ続けるアニメの中で今年一番良かったもの。

※公式ホームページから引用

チ「地球の運動について」

これしかないです。

ぶっちぎりです。

そもそも原作好きすぎて、漫画本もkindleで全部買ってます。

このお話は、まだ天動説が主流の時代。動いているのは天ではなく地球だということに気づいた人々の物語。

この時代、天体の研究は異端扱いされ、拷問にあっていた。その拷問がまたエグイ。口裂いたりする。現代の感覚からすると「なんでやねん」としか思えないが、そのくらい信仰というものが徹底していた時代だった。魔女狩りとかもちょうどこの時代。人間怖え。

地球が太陽の周りをまわっている、という考え方は、地球が中心ではない、ということになり、そんな考え方は地球を作った神に対する冒涜なので許せん、〇ね。となる。実に恐ろしい。

でも、ここで思うことがある。そんなひでえ世の中なら、そもそもそんな研究なんかしないで目を付けられないように日常を楽しく暮らせばいいだけである。頭いいんだし、それなりの職にも就けたはず。それでも彼らは研究してしまう。

好奇心は止められない

人間の「知りたい」という欲は、時に損得を超える。たとえ殺されるとわかっていても心の奥底から沸き上がった好奇心は止められないのだ。だからこそ人間はここまで発展してきたのだと思う。

そんな好奇心ジャンキー達が、命がけで研究する姿が描かれたアニメ。太陽の周りをまわる地球。この世界はあまりに美しく設計されており、あまりに完成されている。

考えなければ、地球は止まったまま。

考えることによって地球が動き始める。

「地球を動かせ」

この一言に震えました。

「チ」とは、地球の「地」であり、考える「智」でもある。また人間の「血」でもある。

漫画原作も最高なんだけど、アニメ映像もまた圧巻だった。ネットフリックスで配信しているので、お正月休みに一気見してはいかがでしょうか?

勇気が出るストーリーだぜ。常識が正しいとは限らないということを教えてくれる。

最後に。今年一番辛かったこと

最後は逆に、今年一番辛かったことを話そうかと。

それは、喉を潰したこと

と、いうか12月後半、今現在がそうです。今の私はほとんど声が出ません。

ちゃんとした原因はわからないけど、11月にちょっと風邪ひいて、そのときの喉のダメージが蓄積されてとうとうぶっ壊れた、というのが有力です。

病院に行ったけど、声帯が炎症を起こしてるから酒飲むな歌うなしゃべるなと言われました。まあ当たり前ですね。でも仕事上それができないから病院に行ったのです。薬もあんまり効いてる感じがしない。

ただ、別に喉が痛いわけでもないし、身体は元気。声が出ないこと以外はいつも通りなんですが、しゃべれないことがこれほど辛いとは思わなかった。若いころは喉に負担かけても、翌日には回復していた。体はどんどん回復が遅くなっている。

繁忙期、大事な時期に声が出ない、ということに忸怩たる思いです。これが今年最大の辛い出来事かなあ。

このまま声が出なくなったらどうしよう。

そうなったら画家にでもなるしかないですね。まあ、それはそれで悪くないかも。

というわけで、今年もいろいろありました。皆様も健康にはお気をつけて。

もともと声が「男」言われるけど、さらに酷い声になってます

声帯ぶっ壊れた声の動画はこちらから。

【喉】ぶっ壊れて声が出ません。喋れないので絵でも描きます。初の無言放送。